子供の肺炎

我が子が肺炎になったら…考えたくもないことですね。できれば子供にはいつも元気でいてほしいものです。


体力が弱い子供が病気をすると、大人がなるのと違って体力も消耗しますし、思いがけず重症になってしまったりします。熱もそれほど出ていないし、たいしたことはないだろうと、自宅で様子を見てみようとは思わずに、早めに病院に行きましょう。遅くなればなるほど、子供に辛い思いをさせてしまいます。

クラミジア肺炎

赤ちゃん

赤ちゃん子供がかかりやすい肺炎はクラミジア肺炎ばかりではありませんが、乳幼児に多く、大人にはほとんど見られないものですので、取り上げてみましょう。


クラミジア肺炎と呼ばれるものには2種類あります。クラミジア・トラコマーティスが原因でなるものと、クラミドフィラ・ニューモニエによるものがあります。

ここでは赤ちゃんに多い、クラミジア・トラコマーティスについて取り上げましょう。
クラミジア肺炎にかかっている人のツバや痰などから感染するクラミドフィラ・ニューモニエによる肺炎は、知らないうちにかかって治ってしまう場合が多いので、ここでは割愛します。

赤ちゃんに多いクラミジア肺炎

どうして赤ちゃんに多い肺炎なのでしょうか。
しかもその多くは、生後3ヶ月以内で発症し、母親がクラミジアだと遅くても生後半年までには発症します。それは何故でしょうか。


原因は母子感染にあります。すでにクラミジアにかかっている母親から、産道を通る分娩時にうつってしまいます。


そのため赤ちゃんに多い肺炎になるのです。

症状としては呼吸障害が出ますが、熱はほとんどのケースで出ないでしょう。結膜炎も一緒に発症する場合がありますので注意が必要です。
熱が出ないのにいつまでも咳が続くようであれば、クラミジア肺炎を疑ってみましょう。

入院治療が必要

乳幼児に多いクラミジア肺炎には入院治療が必要です。治療はエリスロマイシンなどを点滴して行います。


その他に、抗生物質の内服治療も行われます。飛沫感染するものですので、必ず入院治療をしましょう。
幼児がクラミジア肺炎になり、家族にクラミジア患者がいない場合、一緒に遊ぶお友達や公園で感染したと考えられます。


それ以上の感染を防ぐため、安静にしているためにも入院が必要になるのです。

インフルエンザに注意

予防接種

予防接種インフルエンザは毎年猛威をふるい、予防接種もワクチンが病院からなくなるほど関心の高いものとなっています。インフルエンザにかかると高熱に苦しみ、食欲も激減してかなりの体力が奪われてしまいます。多くの人がそれを知っているので、インフルエンザに対して敏感になっているのでしょう。


それに比べて、肺炎に対してはあまり敏感になっていないような印象を受けます。

インフルエンザからも肺炎に移行する場合がありますので、子供がインフルエンザにかかったら、かなりの注意が必要です。仮に肺炎に移行しなくても、インフルエンザで命を落すこともありますので、細心の注意が必要になります。


インフルエンザから肺炎になる年齢で一番多いのは0~5歳の子供です。肺炎だけではなく、脳炎になる可能性もあります。命を脅かす怖いものですので、できればインフルエンザの予防接種を毎年受けるようにしましょう。

予防接種を受けたからといって、必ずしもインフルエンザにならないというものではありません。かかってしまい、症状が軽く出るものから、せっかく摂取したワクチンの型が、流行している型と違う場合はまともに症状が出てしまいます。


こればかりはどうすることもできませんので、家庭の中で、体力をつけ、しっかりとバランスの取れた食事をし、規則正しい生活をおくることでも予防になります。特に、手洗いやうがいは徹底して行いましょう。