肺炎の原因

どんな病気でも、原因なくして病気はあり得ません。肺炎も同様、様々な原因から症状が出てきます。どんなものが原因になっているのでしょうか。その原因によっては、かかりやすい年代などもあるようです。

年代別で見る原因

赤ちゃん肺炎には様々な種類があるように、原因も様々なものがあります。細菌性であったり、ウイルス性であったり、マイコプラズマのように、両者の中間のような存在の微生物もいます。

更に、赤ちゃんや子供がかかりやすい肺炎の原因は、不潔なものを口に入れたことが原因になったり、老人の場合は、口の中の食べ物や唾液をうまく飲み込むことができず、咳き込んで吐き出すこともできない誤嚥での異物の進入などがあります。

もちろん風邪の延長の症状として肺炎になることもありますので、気管支は大事にしなければいけません。

身近な予防策

歯磨き自分で肺炎の原因を取り除こうとするのは無理かもしれません。しかし、少しでも肺炎のリスクを減らすことはできます。肺炎の原因の一つに細菌が挙げられますが、口の中の細菌もくせものです。歯周病を防ぐだけで、肺への細菌の進入を阻止することもできるでしょう。

歯周病菌は、歯と歯茎の間に細菌が増えることによって起こります。歯茎から血が出たり、膿が出たりすることで、口内の細菌の絶好の環境になってしまうのです。食事のあとは必ず歯磨きをするようにして、口の中を清潔に保ちましょう。

定期的に歯医者に行って、歯石除去などの口腔ケアをしてもらうのもいいでしょう。歯磨きのブラッシング指導もしてくれますし、唾液検査を行っているところもあります。低価格でできるでしょうから、一度問い合わせてみるのもいいかもしれません。

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、免疫力の落ちていない健康な人でも肺炎になる可能性のある原因菌です。この肺炎球菌ワクチンは、細菌性の肺炎に効果のある肺炎予防接種です。1度の接種で5年以上効果が持続し、23種類もの肺炎球菌に対して免疫を持つことができます。一度ワクチンを接種した事のある人は、現在再接種が認められていませんが、肺炎を防ぐ上でも高齢者の人にはぜひ受けて欲しい予防接種です。

肺炎の原因傾向

小児科に肺炎で入院している子供たちの、肺炎の原因の統計を取ったものがあります。最も多かったのがウイルス性の肺炎で全体の30%、次いで細菌性の肺炎の16%、マイコプラズマ肺炎が11%(これは成人に多い肺炎です)、細菌性とウイルス性両方のものが10%でした。残りの30%は原因が特定できませんでした。子供の肺炎にはウイルス性のものが多いと言われるのも分かりますね。

先にも述べましたが、年齢に関係なく罹患し、成人に最も多い肺炎としてマイコプラズマ肺炎があります。比較的症状が軽いことから、風邪の延長で咳が中々止まらない程度にしか思わず、肺炎だと気づかずに過ごしている人もいるようです。マイコプラズマは人にうつるものですので、少しでもおかしいと思ったら、きちんと病院に行って治療することです。

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